投資

預金が増えない時代の貯蓄増額術 45才未満ならつみたてNISA、45才以上ならiDeCo

銀行に預けるだけでなく、つみたてNISAやiDeCoの活用も(イメージ)

銀行に預けるだけでなく、つみたてNISAやiDeCoの活用も(イメージ)

 いまやメガバンクにおける普通預金の金利は約0.001%、定期預金は約0.002%と超低金利だ。さらに通帳発行や両替、口座の管理サービスが有料化となった今、逆に預金が減っていくような状況だ。いったいどのようにして貯蓄を増やしていけばよいのだろうか。

 メガバンクで預金しても増えないが、投資はもっと損をしそうで怖い──という人もいるだろう。そうした人にもおすすめの“貯蓄増額術”が、「つみたてNISA」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」だと、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんは言う。

「つみたてNISA」は、毎年40万円を上限として20年間、非課税で運用できる。購入できる商品は金融庁の定めた条件を満たしたものに限られているので、比較的安心して資産運用ができる。

「iDeCo」も同じく非課税で運用できるが、「つみたてNISA」がいつでも引き出せるのに対し、原則60才まで引き出しや解約はできない。

「iDeCoは、公的年金に上乗せして、私的年金を準備するためのもの。これまで加入できたのは、20~60才未満でしたが、今年の5月から条件を満たす65才未満になりました。ですから、『iDeCo』と『NISA』、どちらに入るのか迷った場合、45才未満の人には、いつでも引き出せる『つみたてNISA』、45才以上の人には『iDeCo』をおすすめしています。若い人にとって、長期間引き出せないのは重たく感じますが、45才以上であれば、老後資金を本格的に準備すべき時期に当たるといえるからです」(風呂内さん・以下同)

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