マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

キャリア

「平社員にはペナルティなし」と不満の管理職も パワハラ対策義務化は不公平か?

2022年6月4日 19:00 週刊ポスト

 禁じられるのは、【1】優越的な関係を背景とした言動で【2】業務上必要かつ相当な範囲を超えており、その結果【3】労働者の就業環境が害されるという3要件が備わっている行為です。ミスを繰り返す部下への注意は、【1】の条件を充足します。暴力など有形力の行使は、【2】と【3】も充足します。口頭注意でも人格否定的な言動や他の人の前で大声を出して威嚇的に叱責すれば、職場環境も悪化し、パワハラです。

 しかし、「社会的ルールを欠いた言動が見られ、再三注意してもそれが改善されない労働者に対して一定程度強く注意」「その企業の業務の内容や性質等に照らして重大な問題行動を行なった労働者に対して、一定程度強く注意」は該当しません(厚労省ホームページより)。

 職場環境をよくしようとの姿勢で業務上、必要な注意をすることを委縮してはいけません。ただし、人格を傷つける言動は厳禁。

 また、注意の真意が伝わらないと意味がないので、十分なコミュニケーションを取ることも不可欠です。説明方法、タイミングの工夫などの努力をすべきでしょう。

【プロフィール】
竹下正己(たけした・まさみ)/1946年大阪生まれ。東京大学法学部卒業。1971年弁護士登録。

※週刊ポスト2022年6月10・17日号

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の初心者でも安心!プロが選ぶおすすめの不動産査定サイト
不動産売却の初心者でも安心!プロが選ぶおすすめの不動産査定サイト
不動産を売却するときに必要な6つの手順
不動産を売却するときに必要な6つの手順

注目記事

【実取引データ】ほったらかしFX自動売買 3か月で1000pips超の利益

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。