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日本電産・永守重信CEO、株主総会で61歳社長を「まだ見習い」と呼んだ真意

 とはいえ、これまで「ポスト永守」と目された候補はみな退社してしまった。関氏の“再登板”は本当にあるのか。

「総会で関さんは『逃げないでやっていく』と話しており、腹を括ったのでしょう。車の“仮免”だって半年、業績次第では予想より早くCEOに復帰するかもしれません。ただ、永守さんはすでにソニーや三菱商事の元重役を招き入れています。関さんも“仮免期間”が長引けば逃げ出し、結局また同じことが繰り返されるのではないかと懸念されます」(福田氏)

 61歳にして“見習い”は傍目にはつらそうに見えるが、復活はあるか。

※週刊ポスト2022年7月8・15日号

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