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専業投資家はなぜ『会社四季報』を熟読するのか?「変化」を見つける5つのポイント

2022年7月10日 19:00 マネーポストWEB

個人投資家・投資系YouTuberの森口亮さんが熟読している『会社四季報』
個人投資家・投資系YouTuberの森口亮さんが熟読している『会社四季報』

 投資家にとってのバイブルとも言われる『会社四季報』。年に4回発売される四季報では、最新情報に追いつけない、ネット情報のスピードにはかなわないと考える人もいるかもしれないが、いまも四季報を投資に活かしているという投資家も少なくない。では、具体的にどう活用すればよいのだろうか。毎号発売してすぐに紙版の四季報を購入し、熟読しているという個人投資家・投資系YouTuberの森口亮さんが解説する。

 * * *
 個人投資家のバイブルと呼ばれる『会社四季報』。最新の2022年夏号では、全上場企業3861社分の最新の業績データが掲載されています。勉強嫌いだった私がなぜあえて紙版の会社四季報を見ているのか? それは「変化」を探しているからに他なりません。

 株式市場では、企業の業績や期待が変化することで株価に反映されていきます。紙版の四季報には変化のヒントになり得る情報がたくさん存在します。そしてそれは、前号と並べて比較しながら読むことで、よりはっきりと見えてきます。これが紙版を活用する大きなメリットのひとつです。

 では、具体的に何を見て「変化」を捉えていくのか? 今回は、そのポイントを5つ紹介します。

【1】「今号のポイント」を見る

 2022年3集であれば「夏号のポイント」が、最初のページに掲載されています。前回決算の振り返り、想定為替レート、今号の特集、市場別集計、業種別業績展望などが載っていて、ここを前号と比較することで全体相場がどのように変化してきたのかを振り返ることができます。全体相場の状況を整理した上で個別企業の状況を確認しないと、変化が捉えにくくなります。

 例えば、2022年春号から夏号の変化として、3月決算企業の業績予想が更新されています。製造業は増益が続くものの予想増益率が減少(前年同期比43.9%増→前年同期比6.4%増)となりました。

 一方、コロナからの本格回復を受けて、非製造業については予想増益率が大幅増(前年同期比37.1%増)となる見通しです。個別銘柄の変化の前に、大きな流れの変化を分析するために確認していきます。

【2】「【見出し】ランキング」を見る

 会社四季報では各企業の業績について、一言の見出しがついています。この見出しの数を集計したランキングも最初のページに載っています。

 2022年春号でのトップは203社に使われた【続伸】。一方、2022年夏号では197社に使われた【反落】がトップとなりました。見出しランキングからも、原油高や円安による業績への影響や、コロナからの本格回復に入った非製造業の動きなど、変化の方向性がつかめてきます。

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