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2022年8月5日 7:00 女性セブン
ITジャーナリストの三上洋さんは、スマホやパソコンを使う限り、情報漏洩をゼロにするのは不可能と語る。
「健康状態や遺伝情報は、たとえアンケートであっても、答えてはいけません。また、安易に“OK”“同意する”を選択しないこと。私たちから集めたデータを企業がどう使うつもりなのか、一人ひとりが、企業の姿勢を監視していくべきです」
桜美林大学リベラルアーツ学群教授の平和博さんは、ネット広告やSNSが選び出す“偏った情報”の言いなりにならないことが重要だと説く。
「AIが最適化したフィルターバブルは、それ以外の情報から遮断された状態です。そこから抜け出すには、自分とは違った意見を覗き見るのも効果的です。“大嫌い”と思うような人の投稿をあえて読むことで、視野を広げるのです。“AIにちやほやされている”ことを自覚し、それに依存しないようにすることが、AIの支配を止めて、使いこなす側になるための第一歩です」
ビッグデータも、それを分析するAIも、人類がつくり出した人類のための道具だ。権利も自由も、奪われるわけにはいかない。
文/角山祥道 取材/進藤大郎、土屋秀太郎、平田淳
※女性セブン2022年8月11日号
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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