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アメリカ出稼ぎ日本人の“超円安ドリーム” 同じ仕事で給料が3倍にアップした人も

アメリカで働く日本人たちが実感する円安効果とは(写真:イメージマート)

アメリカで働く日本人たちが実感する円安効果とは(写真:イメージマート)

 年初に1ドル=115円台だった円相場はあれよあれよという間に急降下し、10月下旬には約32年ぶりに1ドル=150円を突破した。一方で給料は30年も横ばいのまま。2021年の日本の平均賃金はG7で最下位となった。しかも物価は上がり続け、暮らしは厳しくなるばかりだ。

 だが、目を海外に向けると様相が異なる。世界的な人手不足で賃金が上昇し、超円安のため異国で稼いだ外貨が高いレートで円に換えられる。そうした状況で注目されるのが日本を脱出して海外で働く日本人だ。日本は海外から多くの労働者を迎えていたが、それは昔の話。現在は日本から海外へ「出稼ぎ」に行く人が効率良く稼げる時代なのだ。アメリカで働く日本人たちが実感している“超円安ドリーム”とは? そのリアルな声を紹介しよう。

チップで大稼ぎ、1年で2万ドルの貯金

「日本のホテルで働いていたときはほとんど貯金できなかったけれど、こっちで1年働いたら2万ドル(約300万円)ほど貯まりました」

 そう語るのは、アメリカ・ニューヨークの日本食料理店で働く林卓也さん(29才)。

 以前は日本の大手ホテルチェーンで契約スタッフとして働いていたが、コロナ禍のため2020年6月に雇い止めになった。再びホテル業界で働くために語学力を磨こうと決めた林さんは、実家に身を寄せてアルバイトに励み、留学資金を貯めて2021年9月にニューヨークの語学学校に入学した。

 渡米2か月後、クラスメートに誘われて始めた現地日本食料理店のアルバイトで、稼ぎのよさを実感した。

「時給10ドルだけどアメリカはチップの習慣があり、ウエーターは基本給よりチップの収入が多い。6時間働くとチップ込みで100ドルの収入になりました」(林さん)

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