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竹下正己弁護士がウクライナ侵攻で痛感 「無法な国に侵略の口実を与えない外交」の重要性

 私が学生の頃、旧ソ連はチェコスロバキアに武力介入してプラハの春を踏みにじり、ついでアフガン戦争も始めました。三つ子の魂百までとの心配はありますし、他にも不穏な国は存在しています。

 といって、ハードな防衛力に頼りすぎると、武力による威嚇だと自衛権発動の理由にされかねません。それこそ張り合うあまり、お腹が破裂したイソップのおとぎ話のようになっても困ります。

 ウクライナの抗戦を支えているのは同国の堅い防衛意思と、広範な国際的支援。日本も防衛体制の整備は大事ですが、友好国を増やし、無法な国に侵略の口実を与えない外交こそが重要と考えます。

【プロフィール】
竹下正己(たけした・まさみ)/1946年大阪生まれ。東京大学法学部卒業。1971年弁護士登録。

※週刊ポスト2023年1月1・6日号

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