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一生に一度なのになぜ? 成人式に出るのは「面倒」と感じる20歳の若者たちの本音

成人式といえば振り袖が風物詩だが…(イメージ)

成人式といえば振り袖が風物詩だが…(イメージ)

 新成人の門出を祝い、一生に一度の晴れ舞台ともいわれる成人式。参加に積極的な人がいる一方で、参加したくないという人もいる。ゼネラルリサーチが2019年に実施した「成人式に関する意識調査」(全国男女、20~50代、1507人)によると、成人式に出席したと回答した人は63.0%、欠席したと回答した人は37.0%。欠席理由については「面倒だから」(31.4%)が最多だったという。

 では、成人式の参加について、どのような点で「面倒」「ダルい」と思うのか。実際に、「今年の成人式の参加は控える」、あるいは「参加するか悩んでいる」という20歳の若者たちにその本音を聞いた。

“ぼっち”は避けたい…「一人で行きにくい」問題

「成人式? 行かないですね」と言うのは、医療系の専門学校に通う女性・Aさん。「まず、成人式って、一人で行きにくい雰囲気がありますよね。であれば地元の友達で、誰を誘うかという話になりますが、それも面倒」だという。

「小中一緒だった友達数人から、一緒に行こうと誘われました。そのうえで、『ほかに誰呼ぶ?』という話になったのですが、この人選が難しくて……。もし呼ばなかった子がインスタの投稿なんかを見たら、『なんで呼んでくれなかったの?』みたいなことになりかねない。

 あと、『何を着ていくか』問題もダルいです。成人式となると女性の振り袖姿、男性の袴姿がチヤホヤされますが、スーツでもいいわけですよね? 私は別に振り袖を着たいと思わないので、スーツでいいんですけど、友達と行くとなると、一人だけスーツというのも気まずそう。『振り袖着ようよ!』みたいなノリがあって、ダルくなって、結局私は行かないと断りの連絡を入れました」(Aさん)

「一人で行きにくい」問題については、現在フリーターの女性・Bさんも同様だ。

「私は高校1年生の時に横浜市に引っ越してきて、通っていた高校は東京の私立なので、家の近くに友達がいないんです。だから、成人式といっても、誰も一緒に行く人がいない。行ったら“ぼっち”確定です。

 行くなら高校時代の同級生で、横浜に住んでいる人を見つけて行くしかありませんが、横浜市の場合は、区ごとに出席時間が決まっているんです。なので、横浜に住んでいるといっても、同じ時間に出席できる区に住んでいるかどうかを確認しなきゃいけない。

 一人、候補の同級生は見つけているんですが、そこまで無理やり探して見つけた同級生って、もはやお互いの顔と名前が一致する程度で、親しくもなんともないですからね……。そもそも行く必要があるのか、疑問がわいてきて、まだその同級生がどうするのか聞いてもいません。断られるかもしれませんし(笑)。むしろ、今は『行かない』気持ちのほうが強いです」(Bさん)

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