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マスク着用緩和を前に店頭では“投げ売り”も 家に眠る大量のマスク「どうやって消費しようか」問題

マスクが投げ売り状態に(2023年2月撮影)

マスクが投げ売り状態に(2023年2月撮影)

 しかし、そんなBさんも、「少しは残しておく」という。なぜなのか。

「マスク生活になって、マスクをしていたほうが楽な時もあることを知りました。すっぴんで買い物に行く時や、唇が荒れている時などです。ケースバイケースで、マスクをしていても違和感がない生活ができるのは、いいなと思います」(Bさん)

花粉症の人は「安くなった今が買い増しのチャンス」

 飲食店勤務の20代男性・Cさんは3月以降からノーマスク生活が“公認”されることには「嬉しい」と話すが、それでも「まったく使わなくなることはない気がする」と言う。

「僕は花粉症でもないので、コロナ禍の前までは風邪気味の時ぐらいしかマスクをしたことはありませんでした。飲食店で働いていることもあり、コロナ禍以降マスクはマスト。最初はマスクをつける習慣がなさすぎて、うっかりマスクをするのを忘れて家を出てしまい、通勤途中で買ったことも何度かありました。そういう時に、5枚くらいの小容量パックを買うよりもコスパのいい箱で買ってしまうので、マスクは貯まる一方。家にはマスク屋さんが開けそうなぐらいマスクがあります(笑)。

 今は僕もマスク生活にも慣れましたが、外していいとなったら、プライベートではもう着けないと思います。つけるとしたら仕事の時ですね。もともと、飲食店で特に厨房に立つ人は、マスクをしていたほうが見た目的にも安心感があると思いますし、過去『喋りながら食事を提供するな』みたいなクレームも少なくなかったので。だから、買ってしまった大量のマスクは、まったく不要になるということにはならず、ぼちぼち消費することになりそうです」(Cさん)

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