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「親切心なんだろうけど…」エレベーターの“開ボタン”を押されて煩わしく感じる人たち 「押さなくても余裕で降りられるのに」「会社の上下関係でややこしくなる」

「開」ボタン、押す?押さない?(イメージ)

「開」ボタン、押す?押さない?(イメージ)

 マンションでも商業ビルでも、エレベーターで乗り降りする際、操作盤の近くにいる人が「開」ボタンを押し続ける光景は珍しくない。もちろん、乗客事情によって開いてる時間が長いほうがありがたい場合は有用だ。そうでなくとも誰かが降りようとしている途中にドアが閉まらないようにするための行為であることは間違いない。だが、親切心やマナーのつもりでやっている行為に直面して、“煩わしさ”を感じる人もいるようだ──。

シースルータイプのエレベーター(写真:イメージマート)

シースルータイプのエレベーター(写真:イメージマート)

親切心なんだろうけど…

 日頃から、エレベーターでの「開」ボタンを押して他人の乗降を待つ人に疑問を抱いていると明かすのは、都内の10階建てのマンションに住む自営業のAさん(40代男性)だ。

「エレベーターで同じ階の住人たちと乗り合わせたとき、誰かが開ボタンを押していると、必ず『どうぞ、お先に』『え、あ、そちらこそお先に』という譲り合いになる。この時間は本当に無駄だと思います。たくさん乗っていたり、降り忘れた人がいたりするならまだしも、マンションのエレベーターなんて乗り合わせても数人で、開ボタンを押さなくても余裕で降りられるのに、不要な気遣いだなと思います」

 親切心が完全に裏目に出てしまうこともある。都内に住む主婦のBさん(40代)が、最寄りの駅での体験を明かす。

「4人乗ったらいっぱいになるようなエレベーターに私と幼稚園児の娘と、恰幅が良くて大きなリュックを背負った男性が乗っていた時のこと。私と娘はエレベーターの奥にいて、その男性がドアの前という位置です。ホーム階に着いて降りようとした時、その男性が開ボタンを押してくれたのですが、大きな体とリュックが邪魔になって、通せんぼをしているような状況になってしまったんです。ドアが急に閉まらないように親切心でボタンを押してくれたんだと思いますが、降りるに降りられなくて、逆に手間取る感じに……。正直私たちより先に降りてくれたほうがありがたかったです」

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