成長株テリーさんが考える「2026年の相場動向における懸念材料」とは(写真:イメージマート)
2025年の日本株市場は、日経平均株価が史上初の5万円を突破するなど活況に沸いた。物価高が続き、預金しているだけでは資産が目減りしていく状況のなか、昨今の株高ムードは世間の投資熱を後押ししている。
しかし、ニュージーランド在住の個人投資家・成長株テリーさんは「2026年は楽観視することはできません」と慎重な見方をする。成長株投資で儲けた資金を不動産投資に回すというスタイルで現在は約6億円の資産を持つ同氏が、2026年の相場動向における懸念材料や、リスクを回避するための投資手法などを語る。
2025年の日経平均株価は、トランプ関税の影響で4月に3万1000円台まで下落したものの徐々に回復していき、積極財政を掲げる高市政権が発足した10月以降は一気に高騰。史上初めて5万円の大台を突破し、その後も高値圏での推移を続けている。
2026年もこのまま上昇基調が続いてほしいと考える投資家は少なくないだろうが、成長株テリーさんはこう分析する。
「本当は景気の良いことを言いたいのですが、2026年の日経平均はそれほど大きく上がるとは思えません。高市政権の期待相場はすでに織り込まれて割高となっている銘柄がたくさんありますし、2025年に上がった分の調整が入ってもおかしくない。2026年の日経平均株価は高値でせいぜい5万5000円くらい、安値だと4万円くらいまで下がる可能性もあると予想しています。
【PROFILE】
成長株テリー(せいちょうかぶてりー)/ニュージーランド在住の個人投資家。大学卒業後、1980 年代から株式投資を始め、米国人投資家のウィリアム・オニールが推奨した成長株投資法を日本株市場で実践。成長株投資で儲けた資金をもとに不動産投資を行なうというスタイルで、現在は約6億円の資産を持ち、年間5000万円ほどの不動産収入を得ている。著書に『成長株に化ける優待株の探し方』(フォレスト出版)など。
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