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投資
なごちょう式「2億稼いだ」投資術

《元手50万円→資産2億円超の投資の達人》名古屋の長期投資家(なごちょう)氏が「安いだけで上がり目のない株」の見分け方を伝授 「失敗」を少なくする判断基準とは

売上と利益が上昇しているかは重要なポイント(写真:イメージマート)

売上と利益が上昇しているかは重要なポイント(写真:イメージマート)

 50万円を元手に学生時代から株式投資を始め、数々の歴史的な暴落に遭遇しながら一度もマーケットから退場せず、株式資産を2億円超に増やした兼業投資家・名古屋の長期投資家(なごちょう)氏。億り人へと導いた「割安株投資」を現在も続けている同氏は、「安いだけで上がり目のない不人気銘柄に手を出さないように」と、単に安いだけの銘柄に飛びつかないよう注意を促す。では、どのような判断基準で「割安な優良株」を見分ければよいのか。

 同氏が自身の投資手法や銘柄選別ルール、全保有株などを公開した話題の新刊『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)より一部抜粋・再構成して紹介する。

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 割安な株を調べるにはPBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)などのいくつかの指標があります。初心者でも指標でスクリーニング(検索)すれば、簡単に割安銘柄を見つけられます。

 ところが、「割安感」を重視して選んだ銘柄は、全く値上がりする気配がなかったり、ズルズルと下がってしまったりする「安いだけで上がり目のない株」が多いのも事実です。不人気銘柄に手を出さないよう、以下の2点には特に気をつけましょう。

【上がり目のない株の特徴(1)】成長性がない

 割安な株には「業界に将来性がないから不人気」という銘柄があります。たとえば、印刷業界はペーパーレス化が進み印刷物の需要が頭打ちで業界が縮小しています。いくらその業界でトップでも業界が縮小すれば、成長性が見込めません。実際、印刷機械大手の小森コーポレーションは、2008年のリーマンショック前をピークに25年8月現在まで高値を更新していません。

 一方、別業界のビール会社なら、国内が飽和状態でも人口が増えていく海外に進出する余地が残っています。たとえばアサヒビール(アサヒグループホールディング)はアサヒスーパードライが世界的な人気で、海外へ販路を拡大しています。また海外のブランドを積極的に買収し海外展開を積極的に進め、成長を続けています。

 また国内飲食でも、特定の地方だけで展開していたり、海外展開がまだだったりするなら、成長の余地があります。たとえば、名古屋地盤のすし居酒屋チェーンを展開するヨシックスホールディングスは、まだ国内での出店余地があり、海外展開も狙えるなど今後の成長が期待できるのです。

 少し違う観点では、経営者で成長性を見ることもできます。同族経営の会社でカリスマ創業者が引退すると、二代目、三代目で業績が頭打ちになりやすいといわれますし、経営層が一新されて業績が伸びる会社もあります。

 初心者は「安いだけ」で選ばず、会社四季報や企業ホームページで、その企業のマーケットの将来性を調べ、成長が期待できそうな銘柄へ投資しましょう。

【上がり目のない株の特徴(2)】長期で見て売上が減少傾向

 株価が上がらない銘柄の見分け方として、「売上」も大切なチェック項目です。企業の成長の基本は「売上」です。継続して上昇を続けている企業は買いですが、伸びていない、または減少傾向にある企業は今後の株価上昇は期待できません。

 初心者のうちは、「売上が増え、利益も増えているのに株価が上がらない銘柄」という判断基準で銘柄を選んでいくと、失敗が少なくなると思います。

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 現在も家業の文房具店を経営しながら、割安株投資を続けるなごちょう氏。同氏がいま注目しているのは、どのような銘柄なのか。関連記事『《元手50万円→資産2億円超のなごちょう氏が厳選した大化け期待3銘柄》世界トップシェアの半導体化学メーカーなど、話題の割安株投資家が「期待が膨らむ材料」を詳細解説』で詳しく紹介している。

※名古屋の長期投資家・著『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)を元に一部抜粋して再構成

【プロフィール】
名古屋の長期投資家(なごちょう)/学生時代の1995年12月から株式投資を開始。インカムゲインと配当の成長が期待できる割安株への長期投資が基本。投資銘柄の割安さが解消されるまで持ち続けるスタイルで、2026年1月現在、200銘柄以上を保有するという超分散投資。現在の株式資産は2億円超(2026年1月時点)。2025年の年間配当金合計は500万円を超えた。名証(名古屋証券取引所)上場銘柄を好み、年間に10社前後の株主総会に参加する。2025年11月に出版した初の著書『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)が好評で2万3000部を突破。
Xアカウント:@Nagoya_Tyouki

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