ライブ盗撮をめぐるトラブルが深刻化(写真:イメージマート)
日本でも高い人気を誇るK-POP。日本国内で開催されるライブには、世界各国のファンが訪れている。しかし、その一方で現場ではライブ盗撮をめぐるトラブルが深刻化している。海外では「全編撮影OK」のライブも多いなか、日本ではそうではない。公演の一部分だけを撮影可能とするケースもあるが、撮影が許可されていないことが一般的だ。
スマートフォンの高性能化で誰でも簡単に高画質の動画を撮影できるようになったが、なかには望遠レンズを使った盗撮や、高性能の眼鏡型カメラでの盗撮事案もあるという。会場内ではスタッフが目を光らせており、発見し次第、会場から摘み出されるというが……。ルールを守りながら楽しんでいるファンたちは、盗撮の実態に憤りを隠せないでいる。
連絡を取り合いながら空席を移動し続けるグループ
都内でネイリストをしている女性・Aさん(20代)は、韓国初のボーイズグループのファンで、国内のライブはほぼ全通しているという。そんな彼女は、ライブに足を運ぶたびに、盗撮グループを目にすると語る。
「隣のブロックにいた人たちが、途中から空席にどんどん移動してきて。よく見ると、大きな上着やパーカーの下に、巨大な望遠レンズ付きのカメラやスマホを構えていて、明らかに動画を撮っていました。しかも曲が終わるとすぐに別の席に移動していて、“撮ること”が目的なんだなと感じました。
お互いにセキュリティスタッフの情報をスマホのアプリでやり取りしているようで、常にキョロキョロと周囲をうかがっていました。集団で盗撮ネットワークを作っているんですね。周囲のファンやスタッフに注目されたとわかるとすぐに別の場所に移動するので、なかなか取り締まれないんだと思います」(Aさん)
