「トレードにはメリハリが重要」と語る加藤ムネヒサ氏
中東情勢など地政学的リスクの高まりで世界的なインフレが定着、日米の金利差からドル高円安が進み、そこに政府・日銀の為替介入もあって為替相場のボラティリティ(価格変動性)が高まっている。
そうしたなか、FX取引の過半を占めるドル円の月間個人取引高は2025年4月には1200兆円超え、その後も1000兆円を超える月が珍しくない。変動はあるものの、多くても400兆円台だった5年前と比べて約3倍に膨らみ、FX人気が再燃している。
酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表の酒匂隆雄氏が言う。
「直近の為替介入では、国内の個人投資家が利益を得て、海外の投機筋が負けたとの見方もある。4月最終週の取引状況を見ると、個人投資家は今後ドル安になると見てドルを前もって売っておく“売り持ち”が約2億ドル。それに対し、投機筋の動向を示すシカゴIMM通貨先物ポジションは約80億ドルの“買い持ち”で、ドル安に賭けた国内個人投資家が勝った格好です」(酒匂氏)
個人投資家でも世界の投機筋と渡り合えるFXにせっかく踏み出したのなら、負けが込むことは避けたい。
では、FXの達人はどのように向き合っているのか。
過去の傾向から為替介入は「4~5円の下落」の可能性が高い
『元手30万円からわずか3年でFIREを叶える爆益トレード 黄金のスキャルピングFX』の著者で、FXによる爆益で独立した専業トレーダーの加藤ムネヒサ氏が、為替介入時に何より重視したのが「過去のリサーチ」だと言う。
