「夏場のアノマリー」にも注意
株価11万円の高値を付けた後は、乱高下する展開を見せるキオクシアホールディングスを筆頭に、AI関連株の値動きが一段と荒くなっている。「アノマリー(経験則)投資」で33歳にして億り人となった個人投資家・まつのすけ氏に、こうした変動の大きい銘柄についての見方と今後の展望について聞いた。
値動きの激しい銘柄に手を出してよいのかについて、まつのすけ氏の判断基準は明快だ。
「キオクシアは値動きが激しく、1日で5%や10%は平気で動きます。まずはその変動に耐えられるかどうか、AIやロボット産業のスーパーサイクル(長期で構造的な成長)を信じられるかどうかでしょう。買った瞬間に10%下がることだってあるわけです。その値動きに耐えられるなら、買うのを検討してもいいかと思います。
実際、7月3日の寄り付きでの急落局面では、怖くて売ってしまった人もたくさんいると思います。ところが、同じ日に最終的には20%超も上がってしまっているわけです。この振れ幅のなかで継続して成長していくと信じられないのであれば、全く触らないほうがいいでしょう」(以下、「」内はまつのすけ氏)
外国人投資家の「夏休み」が相場を左右する
そのうえで今後の展開についてまつのすけ氏は、「モメンタム株(上昇の勢いに乗って買われる銘柄)にまつわる夏場のアノマリーを意識したほうがいい」と続ける。
【プロフィール】
まつのすけ氏/会社勤務と並行して株式投資を始め、過去の相場の動きに基づいて売買する「アノマリー(経験則)投資」で33歳にして億り人となった個人投資家。40代で起業して投資を続ける一方、マネー関連情報の発信にも取り組んでいる。
