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元手660万円から株で累計利益8.5億円超の億り人が語る“大化け株”の発掘法 株価40倍になった「かつや」運営チェーンを買うに至った“分析の過程”を振り返る

累計利益8.5億円超の凄腕投資家は“大化け株”をどうやって見つけているのか(写真:イメージマート)

累計利益8.5億円超の凄腕投資家は“大化け株”をどうやって見つけているのか(写真:イメージマート)

 6万円から7万円への大台にわずか1か月半で到達した日経平均株価だが、その後は7万円割れの状況が目立つなど伸び悩む展開となっている。「この急騰ぶりは明らかに“スピード超過”なので、日経平均は6万5000円を下回って6万円くらいまで調整してもおかしくない」と見るのが、初心者向け投資情報サイト「やさしい株のはじめ方」管理人で、自身も660万円を元手に株式投資で累計利益8.5億円超を築き上げた兼業投資家・ひっきーさんだ。

日経平均株価は今後5年で10万円も視野に

 日経平均株価の見通しについて、ひっきーさんはこう分析する。

「株価は本来あるべきゾーン(価格帯)に戻ってくるものです。私はもともと今年(2026年)の日経平均株価の上値は6万円と予想していましたが、キオクシアホールディングス(HD)をはじめAI・半導体関連銘柄の急騰により、当初の予想に1万円分くらい上乗せされた格好になりました。したがって私は本来あるべきと思われる6万円くらいまでの調整があってもおかしくないと考えています。

 ただ、このままインフレが続けば、企業の業績が改善しやすく、収益や株価の上昇が期待できるので、日経平均株価は今後5年くらいで10万円も視野に入る。中長期的にはさらなる株価上昇が期待できる、というのが私の見方です」(以下、「」内コメントはひっきーさん)

 そうしたひっきーさんの冷静な視点はどうやって培われてきたのか。

大手食品メーカーを退職し、株式投資を開始

 大学卒業後に大手食品メーカーに入社したが、資産運用の必要性を強く感じてファイナンシャルプランナーの資格を取り25歳で退社したひっきーさんは2004年、元手660万円で株式投資を開始した。

「最初はマネー誌でプロが紹介している銘柄を買うだけで、それでも利益は出ていた」と振り返る。

 2005年には、初心者向けに株式投資の情報をまとめるサイト「やさしい株のはじめ方」をスタートした。

「初心者のことは初心者が一番理解しやすい。株式投資は学校で習うものではなかったですし、親にも周りにも話しづらく、困っても聞ける場所がありませんでした。だったら自分がつまずいたところはみなさんもつまずくだろうから、質問を受けてフィードバックしていくような形で、自分の試行錯誤を記録しつつ情報をまとめるようにしていきました」

 そんなひっきーさんに2007年、転機が訪れる。

次のページ:【表組み】億り人・ひっきーさんの最新注目銘柄

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