DAIBOUCHOU氏が「次」に注目する銘柄とは(写真:イメージマート)
2024年12月の上場時から1年半で株価が70倍以上に高騰し、トヨタ自動車を抜いて一時、時価総額日本一となったキオクシアホールディングス(以下、キオクシア)。しかし、6月22日に上場来高値の11万2700円をつけて以来、株価は下降線をたどり、7月28日には、5万円割れ水準まで下落。わずか1か月で株価は半値以下に沈んだことになる。
昨年から続く日本株の上昇トレンドを牽引してきたのはAI・半導体関連株だ。その象徴であるキオクシアが暴落したことで、不安を感じている投資家も少なくないだろう。狂乱相場を乗りこなすには、どのような銘柄に目を向ければいいのか。割安成長株への超分散投資で資産10億円を達成したDAIBOUCHOU氏に話を聞いた。
「最近はキオクシアに限らず、米国のマイクロン・テクノロジーやサンディスク、韓国のSKハイニックスやサムスンなど、半導体メモリを手がける大企業の株価が軒並み下がっています。これらの企業はメモリ価格の高騰によって大きく利益を伸ばしていたのですが、ここに来てハイパースケーラー(世界規模の巨大なデータセンターを運営してクラウドサービスを提供する事業者の総称)の設備投資に減速傾向がみられる。メモリの供給の逼迫感が解消されて、価格も下がるのではないかという思惑が投資家の間に広がっているのではないかと考えられます。
ただ、メモリや半導体関連がこれから全部ダメになっていくというわけではなく、今の下落基調も調整の範囲ではないかと思います。広くAI関連ということであれば今後も株価上昇が期待できる銘柄も少なくありません。
その一方、AI・半導体関連以外に目を向けてもいいと思います。イラン戦争による原油やナフサの価格上昇や供給不安がマーケットに悪影響を及ぼすなか、半導体関連は比較的ダメージが軽いということで投資家からすると買いやすかった。でも戦争開始から数か月が経った今、代替ルートの構築などで原油やナフサがまったく調達できないという状況ではなくなったので、供給問題によって打撃を受けていた業界などにも少しずつマネーが流れていってもおかしくないでしょう」(以下、「」内はDAIBOUCHOU氏のコメント)
ここからは、DAIBOUCHOU氏が現在期待を寄せている3つの銘柄を理由と共に紹介していく。
>プレミアム登録して、資産10億円のDAIBOUCHOU氏が厳選したキオクシアの次に来る銘柄の表と解説を見る 【初回登録月は無料】
【PROFILE】
DAIBOUCHOU/1973年生まれ、東京都在住。各企業の財務諸表分析を中心とした、割安成長株への超分散投資を得意とする。2000年の会社員時代に200万円の元手から株式投資を始めて、約4年で「億り人」になる。その後、安定重視の中長期投資にシフトして、資産10億円を達成。著書に『バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円: 10日で学ぶ10年10倍株の探し方』(東洋経済新報社)など。
Xアカウント:@DAIBOUCHO
