先週の日経平均は前週末比1244.69円高
投資情報会社・フィスコが、株式市場の8月3日~7日の動きを振り返りつつ、8月10日~14日の相場見通しを解説する。
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先週の日経平均は前週末比1244.69円高(+1.9%)の65606.71円で取引を終了した。日米の円買い協調介入実施を受けてのスタートとなったが、5月上旬以来の円高進行を受けて売りが優勢となった。前週末にかけて大きく上昇した反動も強まった格好。週央にかけては、米ハイパースケーラーの株価上昇が買い安心材料につながった。とりわけ、5日は、米半導体株指数(SOX指数)が6%超高となったほか、韓国市場の株高も追い風にして、2342円高と大きく上昇している。
週後半にかけては上値の重い展開となる。米サンディスクの決算発表後の株安をきっかけとして、人工知能(AI)・半導体株に戻り売り圧力が再度強まることとなった。結局、週後半にかけて日経平均は25日移動平均線に上値を抑えられる格好となったが、一方で、週を通して下ヒゲを残す展開になっており、押し目買いへの意識の強さも印象付けられる。日中安値から終値までの上昇幅は、3日が1051円、4日が1093円、6日が741円、7日が955円となっている。
米SOX指数は25日線レベルまで上昇後はもみ合いとなっており、先週半ばにかけてのAI・半導体株リバウンドの流れはいったん一巡とも捉えられる。目先は、AI・半導体関連以外の物色テーマを探る動き、あるいは、直近の決算発表を受けてのセクター内やテーマ内での選別物色の動きへと移行していきそうだ。
ちなみに、先週決算を受けてポジティブインパクトが強まった主力株には、ルネサス<6723>、カシオ<6952>、住友ベーク<4203>、ヤマハ発<7272>、イビデン<4062>、メルカリ<4385>、花王<4452>、オムロン<6645>、バンナムHD<7832>、キッコーマン<2801>、明治HD<2269>、フジクラ<5803>、三菱マ<5711>、ロート<4527>、日本触媒<4114>、ADEKA<4401>などが挙げられる。一方、AI・半導体関連銘柄では、決算自体にネガティブサプライズは乏しかったものの、出尽くし感が先行して大きく下落したものも多く散見され、こうした銘柄の見直しの動きなども目先は強まりそうだ。
