日経平均株価が史上最高値を更新するシナリオを株億太郎さんが解説(写真:イメージマート)
日経平均株価は今年6月22日に7万2831円の史上最高値をつけた後、半導体メモリ大手・キオクシアホールディングス(HD)の急落による「キオクシア・ショック」などで7月末には6万1000円を割り込み、9月中旬現在は6万円台前半で推移する展開が続いている。ただ、株式投資で資産10億円超を築いた兼業投資家・株億太郎さんは「日経平均は年内に史上最高値更新の可能性がある」と予測する。それはいったい、どのようなシナリオなのか──。
「ニッチ」な個別銘柄にも物色が進む可能性
株億さんの見方はこうだ。
「キオクシアHDをはじめAIブームによる派手な値動きで株式市場は活性化し、投資家のすそ野が広がったことは間違いないでしょう。ただ、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)を無視したような株価急騰はいったん調整するのもやむなしでしょう。まして、ここにきて『金利上昇』に『円高』が重石となっており、日経平均は上値の重い展開が続いています。
しかし、その一方で、インフレが進み、『貯蓄から投資へ』という大きな流れがあり、ここにきて増えている投資家が株式市場に振り向けたい待機資金が滞留しているのも事実でしょう。そうした投資家にとってはAI・半導体関連の株価は依然高いので、割安に放置されているAI・半導体関連以外の銘柄に見直し買いが進むことが予想されます」(以下、「」内コメントは株億さん)
では、割安に放置されているなかでも、どのような分野に目を向ければよいのか。
