今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが9月28日~10月2日のドル円相場の見通しを解説する(25日18時執筆)。
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今週のドル円は伸び悩みか。米追加利上げ観測を背景とした金利高が続くなか、インフレ加速ならドル買い地合いに振れやすい。ただ、為替介入への警戒感から、上値余地は限られる。
直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)で引き締め的な政策方針が示され、米長期金利が上昇基調を強めている。指標となる10年債利回りは2007年以来19年ぶりの高水準に浮上しており、ドル買い地合いが続く。
そうしたなか、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策判断の1つとして注視するコアPCE価格指数が注視される。前年比は横ばい、前月比は上昇が予想され、インフレ圧力を意識したドル買いが見込まれる。ある短期筋はドル買い地合いの継続を予想し、160円台前半を当面の上値メドとしている。ただ、日本時間23日に行われた日米首脳会談を経て為替介入が警戒され、160円に接近すればドル円の上値は重くなるとみられる。
一方、トランプ米大統領はイランとの和平に向けた対話の再開に前向きだが、ペゼシュキアン・イラン大統領は核開発の放棄に否定的な見解を繰り返す。紛争終結に向かう可能性が現時点で乏しいことも、ドル買いを支援しそうだ。
【米8月コアPCE価格指数】(30日)
9月30日21時半発表の米8月コアPCE価格指数は現時点で前年比+3.7%と、前回から横ばいの見通し。前月比は+0.3%と前回の+0.2%を上回ると予想され、インフレ加速と市場が受け止めればドル買い要因となろう。
【米9月雇用統計】(10月2日)
10月2日21時半に発表の米9月雇用統計で失業率は4.2%(8月4.1%)、非農業部門雇用者数は前月比+10.4万人(同+16.2万人)、平均時給は前月比+0.3%(同+0.3%)と予想される。雇用情勢の改善が示されれば、引き締め的な金融政策をにらみドル買い継続。
