家計

夫婦の“お金の管理”個々の財布と別に「第3の財布」をつくるのが理想的

家庭に「第3の財布」をつくるメリットとは?(写真:イメージマート)

家庭に「第3の財布」をつくるメリットとは?(写真:イメージマート)

 男女の平均寿命は6才差。統計的には、同い年の夫婦だと妻の方が6年も長生きだ。夫の方が年上の夫婦なら、人生の終盤、妻ひとりで生きていかなければならない時間はもっと長くなるかもしれない。

 いつか夫に先立たれてしまう可能性が高い以上、妻が生きていくために考えておかなければならないのはやはり、お金のこと。いつまでも、夫の収入にばかり頼っていられない。もしものときに頼らなくて済むように、妻の、妻による、妻のための老後資金づくりに取り組んでおきたい。

へそくりよりも「第3の財布」を持つ

 共働き家庭が増えたとはいえ、基本的には、夫の収入の方が多い家庭がほとんどだ。夫の給料から生活費をどうにかやりくりして、へそくりやたんす預金に回している人は少なくないだろう。

 しかし、それだけでは妻が自らの資産をつくることにはつながらないと、プレ定年専門ファイナンシャルプランナーの三原由紀さんが指摘する。

「へそくりやたんす預金は絶対に避けるべき。手元に現金を置いておいては、盗難や災害などで丸ごと失うリスクがある。

 妻は自分のためのお金を、自分の銀行口座で管理すべきです。コツコツ貯めるのもいいですが、少しでも増やすためには、証券口座をつくって資産運用しておくのもいいでしょう」

 実際には、生活に必要なお金のほとんどは大黒柱である夫の収入で賄い、その管理を夫婦のどちらか1人が担っているという家庭が少なくない。

 これでは、妻が個人で使える財布はなく、夫個人と「家」の財布のみ。「実質的に1つの財布」しか持っていないということになる。

 これは、家計管理の面では、全体の収支や資産状況を把握しやすい。だが、逐一収支を家計簿に記録したり、「今月も赤字……」とストレスを感じたりと“ワンオペ管理”の負担が大きいというデメリットもある。また、管理を担っている人に浪費癖があった場合、いつまでたってもお金は貯まらない。

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