森永卓郎 の記事一覧

注目を集めるふたりの対論をどう見るか(イメージ)
ひろゆきと竹中平蔵、弱肉強食経済学支持者2人の「言論プロレス」をどう見るか
【書評】『ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか?』/ひろゆき、竹中平蔵・著/集英社/1430円【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 本書は、ネットの世界で若者から圧倒的支持を受ける実業家のひろゆき氏…
2022.09.04 19:00
週刊ポスト
『お金の流れで見る明治維新』(大村大次郎・著)
薩長はニセ金作り、幕府は通貨改鋳… インチキが横行した明治維新のマネー戦争
【書評】『お金の流れで見る明治維新』/大村大次郎・著/PHP文庫【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 歴史ファンのなかでは、幕末ファンが、圧倒的多数を占めている。特に坂本龍馬や勝海舟など幕末ヒーローを熱く…
2022.06.30 19:00
週刊ポスト
『エブリシング・バブルの崩壊』(エミン・ユルマズ・著)
あらゆる商品が値上がりする「エブリシング・バブル」崩壊後に待つ未来は
【書評】『エブリシング・バブルの崩壊』/エミン・ユルマズ・著/集英社/1760円【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 1年半ほど前から、私は米国株がバブル状態にあることを警告し続けてきた。しかし、その後も順…
2022.05.22 19:00
週刊ポスト
『教養としての金融危機』(宮崎成人・著)
過去100年で9回、金融危機はなぜ繰り返される?「10番目は近い」と森永卓郎氏
【書評】『教養としての金融危機』/宮崎成人・著/講談社現代新書/968円【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 世界恐慌の引き金となった1929年のニューヨーク株の大暴落から、2009年のギリシャ危機に代表されるユ…
2022.03.28 19:00
週刊ポスト
『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』(酒井隆史・著)
ブルシット・ジョブが増える一方で、社会にとって大切な仕事の報酬が低い理由
【書評】『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』/酒井隆史・著/講談社現代新書/1012円【評者】森永卓郎(経済アナリスト) ずっと疑問に思っていたことがある。機械化やコンピュータ…
2022.02.03 16:00
週刊ポスト
今年注目したい投資テーマは?(左から森永卓郎氏、馬渕磨理子氏、永濱利廣氏)
2022年の投資注目ポイント 「ウィズ・コロナ」で非製造業にも期待
 新型コロナウイルスの出現から2年。低迷が続いた日本経済は復活するのか。第一線の論客である森永卓郎(経済アナリスト)、永濱利廣(第一生命経済研究所首席エコノミスト)、馬渕磨理子、(経済アナリスト)の3…
2022.01.11 19:00
週刊ポスト
参院選後に「金融所得課税」の強化はあるか(時事通信フォト)
どうなる日本経済 岸田政権、7月参院選勝利で「金融所得課税」強化もあるか
 新型コロナウイルスの出現から2年。低迷が続いた日本経済は復活するのか。第一線の論客である森永卓郎(経済アナリスト)、永濱利廣(第一生命経済研究所首席エコノミスト)、馬渕磨理子、(経済アナリスト)の3…
2022.01.06 07:00
週刊ポスト
今年注目したい投資テーマは?(左から森永卓郎氏、馬渕磨理子氏、永濱利廣氏)
2022年の日経平均予測 「3万5000円」の楽観論と「1万5000円」の悲観論
 新型コロナウイルスの出現から2年。低迷が続いた日本経済は復活するのか。第一線の論客である森永卓郎(経済アナリスト)、永濱利廣(第一生命経済研究所首席エコノミスト)、馬渕磨理子(経済アナリスト)の3氏…
2022.01.04 19:00
週刊ポスト
夫婦2人のモデル世帯の標準的な厚生年金受給額は、30年後には「月13万円程度」まで減額される見通し
年金減額時代は「夫婦で月13万円」で豊かに暮らす家計の知恵が必要
 過去数十年にわたり賃金がほとんど上がっていないうえ、年金の給付額も今後減っていくことが確実とみられる日本。このまま貯蓄を続けても、将来の老後資金を確保できるのか不安に思う人も多いだろう。経済アナリ…
2021.12.29 07:00
マネーポストWEB
岸田首相が掲げていた金融所得課税の強化は「検討が必要」といったん見送られたが…(時事通信フォト)
「金持ち優遇」の金融所得課税 岸田首相はなぜ切り込めないのか
 成長と分配の好循環を目指す岸田文雄首相が、自民党総裁選時から主張していた「金融所得課税強化」。政府与党が12月10日に取りまとめた2022年度税制改正大綱では、金融所得課税強化について「検討が必要」とされ…
2021.12.24 07:00
マネーポストWEB
岸田政権「55.7兆円の経済対策」の中身を検証(時事通信フォト)
「過去最大」と言われる岸田政権「55兆円経済対策」の中身はスカスカだった
 岸田政権は11月、コロナ禍で低迷する日本経済を活性化するため、55.7兆円にのぼる巨額の経済対策を打ち出した。財政支出の規模としては過去最大と報じられているが、経済アナリストの森永卓郎氏は、「“過去最大”…
2021.12.21 07:00
マネーポストWEB
バブル崩壊の引き金は何か?(写真はイメージ)
株・不動産・金…「世界的バブル崩壊」の震源地となるのは米国か、中国か
 新型コロナウイルスの新規感染者数が落ち着いたことにより、打撃を受けていた日本経済にも回復の兆しが見えてきた。その一方で、足元では原油価格の高騰などにより、世界的なインフレを懸念する声も目立つ。コロ…
2021.12.18 07:00
マネーポストWEB
『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』(橋本努・著)
ポスト資本主義の答えはミニマリズムか?日本の未来を予測するための提言
 資本主義の弊害が深刻化する中で、それに代わる経済社会システムの候補となるものは何か。経済アナリスト・森永卓郎氏が、話題書『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』(橋本努・著/筑摩書房)を読み解…
2021.08.07 15:00
週刊ポスト
森永卓郎さんは父親の介護と看取りをきっかけに終活の重要さを実感したという(写真/共同通信社)
森永卓郎さんが経験した相続手続き地獄 父の生前に財産把握できなかった後悔
 近年、終活を行う人が増加している。本来は、よりよき人生の終焉を迎えるためのものだが、その終活が原因となり、人間関係に亀裂が入ったり、残された子供たちが困難を抱えたりする事例も増えているという。 経…
2021.07.07 16:00
女性セブン
『安いニッポン 「価格」が示す停滞』著・中藤玲
とてつもなく物価が安くなった日本 それが意味する重大なこと
 失われた20年で日本の物価は驚くほど安くなった。では、その原因はどこにあり、その結果、将来的に日本に何が起こるのだろうか。経済アナリスト・森永卓郎氏が、『安いニッポン 「価格」が示す停滞』(中藤玲・…
2021.04.20 15:00
週刊ポスト
『起業の天才 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』著・大西康之
起業の天才・江副浩正氏が実践した「アメリカ型経営の真逆の経営術」
【書評】『起業の天才 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』/大西康之・著/東洋経済新報社/2000円+税【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 本書は、リクルートの創業者、江副浩正の伝記だ。500ページ近…
2021.03.12 16:00
週刊ポスト
30年前のバブルと今の株高は何が違う?(写真は1988年、東京証券取引所の風物詩だった「場立ち」/時事通信フォト)
30年ぶりの日経平均3万円 かつては「バブル」、今は「エアー」
 日経平均株価が約30年ぶりに3万円の大台を回復し、その後は乱高下を続けている。振り返れば、日経平均が史上最高値「3万8915円」を付けたのは1989年の12月のこと。3万円台はそこから1990年の8月まで続いた。「当…
2021.03.05 07:00
週刊ポスト
資本主義が限界を迎えたその先は?
資本主義が限界を迎えた中での新ビジョンはどこにある?
【書評】『人新世の「資本論」』/斎藤幸平・著/集英社新書/1020円+税【評者】森永卓郎(経済アナリスト) 資本主義が限界を迎えた。私が『年収300万円時代を生き抜く経済学』を書いたのは、18年前だ。格差拡大の…
2021.01.01 07:00
週刊ポスト
森永卓郎氏は後悔も 親が元気なうちに開催すべき「家族会議」の手順
森永卓郎氏は後悔も 親が元気なうちに開催すべき「家族会議」の手順
 多くの病院や介護施設では感染防止のために家族の面会を禁止・制限している。「親の看取り」ができず、葬儀さえ出せないケースも少なくない。 また、親が元気で孫たちの顔を見るのを楽しみにしていても、政府は…
2020.12.25 07:00
週刊ポスト
受信料制度は時代遅れか(時事通信フォト)
NHK受信料に森永卓郎氏が持論「制作費は税金で賄うべき」
 菅義偉首相のブレーンである内閣官房参与の高橋洋一・嘉悦大学教授が提起した大胆なNHK改革案が話題を呼んでいる。本誌・週刊ポスト12月11日号掲載の「NHKは『Eテレ売却』で受信料を半額にできる!」に対しては、N…
2020.12.13 07:00
マネーポストWEB

注目TOPIC

フィスコ経済ニュース