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【野球場・競馬場・ディズニーランド】大好きな趣味が楽しめる施設の“ガチ近所”に引っ越した人たちの“生活の変化”

野球ファンなら贔屓チームの球場の近くに住んでみたい!

野球ファンなら贔屓チームの球場の近くに住んでみたい!

 住まい探しで重要視されるのは通勤や通学の便だが、QOL(生活の質)を追求するなら“趣味を最優先する”という選び方もあるだろう。趣味を優先すべく、引っ越し先を選んだという人たちに、生活がどう変化したかを聞いてみた。

 埼玉県に住むHさん(40代/女性)は今春、贔屓の野球チームの応援をするために引っ越しを決行した。

「私は西武線沿線で生まれ育ち、幼い頃から西武ライオンズファン。夫も野球ファンで、週末ごとに球場に通い詰めていましたが、家から球場までは小一時間かかりました。2人とも都内で働いており、球場の近くに住むという発想はなかったんです。

 しかしコロナ禍で仕事はリモートになり、会社に行くのは週に1~2度で、オフィスの近くに住む意味がなくなりました。当時の家は手狭で、在宅で仕事をするには環境が整っていなかったこともあり、引っ越しを決断。球場までドア・ツー・ドアで15分の場所に引っ越しました」(Hさん)

 その結果、通勤時間は2倍になったが、週末の球場通いがとにかくラクになったHさん。今となっては「遅すぎる決断だった」と語る。

「球場ではいつもたっぷりお酒を飲むので、帰りが面倒で仕方なかったんです。けれども今の家はすぐ近所なので、帰りのストレスがありません。友達と一緒に試合を見て、そのまま自宅に招いたり、仕事帰りにサクッと試合を見て帰ったり、仕事以外の時間が充実していると感じます」(同)

 ただ、デメリットを感じる瞬間もなくはない。

「時々、週末に会社に行くことがありますが、ライオンズのユニフォームを着たファンの波に逆らうように都心に向かう瞬間は辛いですね。本当に会社に行くのがイヤになります。もうひとつは、今年のライオンズが弱いことです。たっぷり試合を見にいける環境になったのに、イライラして帰ることが多くて……。あと、夫とは今から『シーズン後は何をすればいいんだろう』と話していて、これは大きな課題です」(Hさん)

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