家計

電気料金の節約につながる家電の使い方見直し 「エアコン稼働時間を1日1時間短縮」で年1260円削減

節約アドバイザーが指南する「電気代・ガス代の節約術43」【その1】

節約アドバイザーが指南する「電気代・ガス代の節約術43」【その1】

 その道の達人は「フィルター掃除」を提言する。エアコンのフィルターは、1年間掃除しないと消費電力が最大で年間約25%増加するといわれている。

「フィルターがほこりで目詰まりすると空気の循環が悪くなり、余分なエネルギーや稼働時間が必要になることがあります。3年分のほこりがたまったフィルターを使って弊社で検証してみたところ、きちんと掃除することで月800円の電気代を節約できる結果となりました。2週間に1度はフィルターを掃除していただきたい」(ダイキン工業広報グループ)

 寒い日のマストアイテムであるこたつも使い方が肝心だ。

「こたつの温度を『強』から『中』にして、上掛けと敷布団を併用すると年間で2530円の節約になります」(丸山さん)

温水洗浄便座の蓋を閉めるだけで節約に

 日々の家事における家電の使い方も節約につながる。

「料理で野菜をゆでる際は、下ごしらえに電子レンジを使えばガスを使うより安上がりです。また冷蔵庫は、冷蔵室の隙間を多くし、冷凍室はぎっしり詰める方が電気の効率がよくなります」(風呂内さん)

 洗濯にもコツがある。

「浴室乾燥機能を毎日4時間使うと1か月で4000円かかるという試算もあるので、なるべく利用は避けたい。自然乾燥を8時間した後、乾かなかった衣類だけに洗濯乾燥機を使えば年間で1万5104円も電気代が安くなります。部屋干しをすれば室内の湿度が上がってエアコンの必要性が減るので一石二鳥です」(丸山さん・以下同)

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