家計

ガス料金の節約術 お風呂の設定温度・お湯の量の調整、シャワー時間1分削減も効果てきめん

お風呂の設定温度を2度下げるといくら節約できる?(イメージ)

お風呂の設定温度を2度下げるといくら節約できる?(イメージ)

 食料品の大幅な値上げに続き、電気代やガス代が急激に値上げしており家計に大きな打撃を与えている。電気代節約のためには、エアコンの設定温度を下げたり、稼働時間を減らすことなどが有効とされているが、ガス料金節約はどうすればよいか。

 ガス料金を抑える際、肝となるのがお風呂の扱いだ。節約アドバイザーの丸山晴美さんはこう助言する。

「設定を42度から40度に下げると年間2645円ほど、お湯の量を20リットル減らすと年間4852円ほどのガス代を削減できます」

 蓋をしていても湯温は2時間で2℃ほど下がり、温め直しが必要になる。そのため家族でなるべく続けて入浴することもポイントになる。ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんが語る。

「どうしても同じタイミングで入浴できない場合は、ずっと保温しておくよりその都度追いだきした方がお得です」

 シャワーですませるなら、4人家族がそれぞれ利用時間を1分短くすると年間6835円の節約になる。温活に詳しいイシハラクリニック副院長の石原新菜さんは、こんなアドバイスをする。

「シャワー時は同時に足湯をしましょう。洗面器やバケツに43度ほどのお湯を張って足湯をすると、全身が温まって健康を促進します」

 給湯器も賢く使いたい。

「食器を洗うとき、ゴム手袋を使えば体感温度を上げられます。給湯器はガスコンロや電気ケトルより熱効率がよいので、鍋でお湯を沸かすときはまず給湯器を利用し、残りの沸騰をガスコンロで行うと効率的です」(風呂内さん)

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