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【ドル円週間見通し】長期金利が低下すればドル売りに振れやすいか

・3月27日-31日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米) 3月消費者信頼感指数 28日(火)午後11時発表予定
・予想は、101.5
 2月実績は市場予想を下回ったが、労働市場に対する見方は楽観的だった。ただ、インフレ改善に対する期待は高まっていないため、3月分の数字が大幅に改善する可能性は低いとみられる。

○(日)2月鉱工業生産速報 31日(金)午前8時50分発表予定
・予想は、前月比+3.2%
 参考となる1月実績は大幅減。半導体不足で自動車工業が落ち込んだことなどが要因。2月については部材供給不足が緩和されていることから、輸送機械工業などが持ち直し、反動増が見込まれる。

○(欧) 3月ユーロ圏消費者物価コア指数 31日(金)午後6時発表予定
・予想は、前年比+5.8%
 参考となる2月実績は前年比+5.6%で市場予想を上回った。財・サービス価格の上昇が主な要因。3月についてもこの状況は大きく変わらないとみられており、コアインフレ率は高止まりの可能性がある。

○(米)2月PCEコア価格指数 31日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+4.7%
 1月実績は市場予想を上回っており、足元でインフレは高止まりの気配。この状況が急変する可能性は低いとみられており、2月もやや高い伸びを記録する可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・27日(月):(独)3月IFO企業景況感指数
・30日(木):(独)3月消費者物価指数
・31日(金):(日)2月失業率、(欧)2月ユーロ圏失業率

【予想レンジ】
・128円00銭-133円00銭

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