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Z世代がハマる“映えない”SNS「BeReal」 無加工だからこそのマウント合戦も

「フィルター」へのアンチテーゼともいえるアプリに注目が集まる(イメージ)

「フィルター」へのアンチテーゼともいえるアプリに注目が集まる(イメージ)

「インスタ映え」という言葉があるように、今日もSNSでは、キラキラしたライフスタイルを全面に押し出した写真や動画が大量にアップロードされている。写真を加工するのは当たり前で、インスタライブ中に小顔や大きな目に加工できる「フィルター」も大流行している。

 一方で、そんな「映え」や「フィルター」へのアンチテーゼとでもいうべき“無加工のリアル”を売りにした写真共有SNSアプリが、世界中のZ世代を中心に支持を集めている。それが「BeReal」だ。2020年にリリースされたこのアプリは、アメリカの若者を中心にじわじわと人気化し、App Storeアワードで2022年のベストiPhoneアプリ賞にも選ばれた。日本の中高生や大学生らのあいだでもユーザーが急増している。

 同アプリの仕組みは以下のようなもの。ユーザーのスマホにはランダムな時間に、1日1回通知が来る。通知が来たら、そこから2分間のうちに“フィルターなし”の写真をフロントカメラとバックカメラそれぞれで撮影し、投稿しなくてはならない。つまり、「映える」写真を撮っている余裕がなく、知人や友人に“自分が今何をしているのか”リアルな姿を見せるということになる。ちなみに、撮り直した回数もフォロワーにシェアされてしまうため、「よく見せようと撮り直したらバレる」という仕組みだ。

 当然のことながら「すっぴんの顔」「パジャマ姿」「散らかっている部屋」などが映り込む。加工写真やフィルターが定番化している今、なぜ若者たちは無加工のアプリに魅了されるのだろうか。

 高校3年生の頃から同アプリを使用しているという、大学1年生の女性・Aさん(18歳)はこう話す。

「無加工の写真をSNSにアップして大丈夫なの?と心配する人もいるかもしれませんが、自分がフォローしているのは、高校からの仲良しグループ5人だけ。元々高校時代からすっぴんも知っているし、気になることはありません。お互い“変顔”を送り合ったりして、盛り上がっています。みんな別の大学に進学することになったので、4月に入ってからは大学キャンパスで撮った写真や、一人暮らしになった部屋を映してくれるのも楽しいですね。会えなくても日常が垣間見えるのが魅力です」(Aさん)

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