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【ドル円週間見通し】インフレ鎮静化の兆し ドル円下げ渋りの可能性も

・4月17日-21日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(中) 1-3月期国内総生産 18日(火)午前11時発表予定
・予想は、前年比+3.8%
 1月と2月の中国の輸出入は前年同期で減少しており、内需は弱含み。1月上旬にゼロコロナ政策は終了しており、今年の春節休暇は4年ぶりに厳しい移動制限がなかったことから、サービス消費は伸びた。人流は拡大していることから、1-3月期の経済成長は一定水準に達する見込み。

○(日)3月貿易収支 20日(火)午前8時50分発表予定
・予想は、-1兆2408億円
 参考となる3月上中旬分の貿易収支は-7481.3億円と前年同期の-829.3億円との比較で赤字幅は大幅に拡大。輸入増加が要因。昨年3月の貿易収支は-4649.3億円だったが、今年3月の貿易赤字幅は前年同月を大幅に上回る見込み。

○(日)3月CPIコア指数 21日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+3.0%
 参考となる2月実績は前年同月比+3.1%。政府の物価抑制策の影響でエネルギー価格がマイナスに転じたことが要因。一方で食料葉は前年比7%超の高い伸びを記録。3月もこの状況は変わらないため、コア指数の伸びは2月実績に近い水準となる見込み。

○(米)4月S&Pグローバルサービス業PMI 21日(金)午後10時45分発表予定
・予想は、51.5
 参考となる3月実績は52.6で市場予想を上回った。4月については金融不安の影響が消えていないことから、3月実績を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・18日(火):(中)3月小売売上高、(欧)ユーロ圏2月貿易収支、(米)3月住宅着工件数
・19日(水):(英)3月CPIコア指数
・20日(木):(米)3月中古住宅販売件数
・21日(金):(欧)4月S&Pグローバルユーロ圏総合PMI、(米)4月S&Pグローバル製造業PMI

【予想レンジ】
・130円00銭-135円00銭

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