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チケット不正転売禁止法施行から約4年 「逮捕者続出」でも本当に欲しい人にチケットが行き届かない現状

チケットが入手しやすくなったとは思えない

 とある男性アイドルグループのファンクラブに入っている会社員・Aさん(30代女性/都内在住)は、チケット不正転売禁止法が施行されてからも、チケットの抽選に当たらないままだと嘆いている。

「ネットでのチケット転売は減っているのかもしれませんが、だからといってチケットの抽選が当たりやすくなったという感じではありません。チケット売買サイトを見ていても、定価の10倍とかの値段がついているチケットもありますしね。そのチケットを出品しているのが業者なのかどうかはわかりませんが、まだまだ転売に回るチケットは少なくないんだろうな、という印象です。

 以前なら、チケット売買サイトを利用することもあったけど、今は入場拒否されるかもしれないという問題もあって、怖くて買えない。チケットはなかなか当たらないし、売買サイトも利用しづらいしで、前よりもコンサートに行ける機会は減っているように思います」

 女性アイドルグループのファン歴20年の自営業・Bさん(40代男性/都内在住)もまた、「不正転売が法律で禁止されたからといって、チケットが入手しやすくなったとは思えない」と話す。

「コロナ禍で一旦コンサートが全部なくなってしまった後、少しずつコンサートが再開され始めたばかりの頃は、まだコンサートに行くことを控えていたファンも多かったようで、ファンクラブの抽選も当たりやすかったような気がします。でも、徐々に通常のコンサートに戻ってきてからは、やはり抽選で外れることが増えてきました。

 定価の10倍、15倍のような高値で売買されるケースは減っているように見えますが、それでもチケット売買サイトでは紙のチケットがたくさん出ているし、このあたりもコロナ前に近づいているような気はします。もう少し大きな会場でコンサートをしてくれれば、落選するファンも減ると思うんですけどね」(Bさん)

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