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「えいや」「よしなに」…令和の時代に「おっさんビジネス用語」が再評価 あいまいな表現で、不快にさせないのが特徴

おじさん構文はなぜ嫌われる?

 こうした「おっさんビジネス用語」が再評価される一方で、嫌われるのが「おっさん構文」。「ビジネス用語と似ていますが、注意が必要なのが『おじさん構文』」と、石原さんは言う。

 おじさん構文というのは、LINEなどのメッセージに、絵文字・顔文字・カタカナなどを多用した文章のことで、2016年頃に若い女性がSNSで「おじさんってこういう文章をLINEで使うよね」と投稿したことをきっかけに広がり、2022年には「おじさん構文」などのような「○○構文」が新語・流行語にもなった。

「ただ、おじさん構文は取り上げられるたびに、『キモい』『イタイ』と失笑の対象になるんです。それは、『(*´∇`*)テヘ』など『おちゃめなぼく』を演出しているおじさんの若者に対する媚びが感じ取られるからじゃないかと思います。おじさんに限らず、絵文字の多用は若者に古い人間に見られる傾向にあるので、ビジネスシーンでは特に注意しましょう」(石原さん)

取材・文/廉屋友美乃

※女性セブン2023年5月25日号

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