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【ドル円週間見通し】ドルは弱含み?FRBの金融政策スタンスも影響か

・7月17日-21日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(中)4-6月期国内総生産 17日(月)午前11時発表予定
・予想は、前年比+7.0%
 中国人民銀行(中央銀行)総裁が「ベース効果などにより前年同期比で比較的高い伸びになる」との見方を示しており、輸出は伸び悩んでいるものの、前年同期比の成長率は1-3月期を上回る可能性が高い。ただ、前期比の成長率は減速していると予想され、今年後半の経済成長率は減速する見込み。

○(米)6月小売売上高 18日(火)午後9時30分発表予定
・予想は前月比+0.5%
 参考となる5月実績は前月比+0.3%で2カ月連続の増加。6月については複数の項目で売上減少が予想されているものの、オンライン販売はまずまず順調、自動車などの売上増が予想されており、3カ月連続でプラスとなる見込み。

○(日)6月貿易収支 20日(木)午前8時50分発表予定
・予想は-417億円
 参考となる6月上中旬の実績は-1013億円。輸出増加と輸入減少で赤字幅は前年同期比-90.2%の大幅減。昨年6月の貿易収支は1兆3750億円の赤字だったが、今年6月については小幅な赤字にとどまる見込み。

○(日)6月全国消費者物価コア指数 21日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+3.2%
 参考となる5月実績は前年同月比+3.2%。生鮮食品を除く食料の伸び率拡大などの要因で上昇率は3%超を記録。6月については、生鮮食品を除く食料の伸び率がやや高いこと、宿泊料が上昇していることから、コア指数の伸び率は5月実績に近い水準となる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・17日(月):(中)6月小売売上高、(米)7月NY連銀製造業景気指数
・18日(火):(米)6月鉱工業生産
・19日(水):(英)6月消費者物価コア指数、(米)6月住宅着工件数
・20日(木):(豪)6月失業率、(米)6月中古住宅販売件数
・21日(金):(英)6月小売売上高

【予想レンジ】
・135円00銭-140円00銭

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