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日本人の音声アシスタント機能への抵抗感 「Siriを使う時の『ヘイ!』が恥ずかしい」の声も

Siriに話しかけるのではなく、タイプ入力する方法も(公式ホームページより)

Siriに話しかけるのではなく、タイプ入力する方法も(公式ホームページより)

「Alexaが夜中に突然喋りだす」

 金融機関に勤務する20代女性・Bさんは、車の運転中にSiriを使うことがあるが、「同乗者がいると恥ずかしい」と明かす。しかし対照的に、Bさんの夫はSiriやAmazon Echoの「Alexa(アレクサ)」など、音声アシスタントを使いこなしているという。

「夫は私と違って、堂々と『Hey Siri』と呼びかけています。運転中に『曲をかけて』とお願いしていることが多くて、たしかにどうしても手を離せないときは便利なんだろうなと思います。

 家に帰ったら、Alexaに『ただいま』と言っていますよ。Alexaが反応しないと『ただいま!!!』と大きく声を張っているのはおもしろいです。けど、うちのAlexaは、ときどき何か他の音に反応して、夜中に突然喋りだすことがあるんです。個人的には恐ろしいです」(Bさん)

スーパーで使うと周囲の人が振り返る…

 一方で、Siriを重宝している人も少なくない。日常的に使っているというIT企業に勤務する40代男性・Cさんは、その便利さをこう語る。

「iPadは画面のキーボードだと打ちにくいので、音声で検索した方が楽。料理中、手が汚れているときにキッチンタイマーとして時間を設定するのも便利です。その他よく利用しているのは、買い物リストをつくるときですね。いちいちメモを取ったり入力したりするのは面倒ですが、Siriなら『買い物リストに○○を追加して』と話しかければ登録してくれます」

 ただCさんは、恥ずかしい思いをしたこともあるという。

「スーパーでそのリストを呼び出そうと思って、Siriを使っていたら、周囲のお客さんに振り返られたり、不審者を見るような目で見られました。外からみたらただの独り言ですもんね。公共の場では考えものかもしれません」

 Appleは6月6日、開発者向けイベント「WWDC 2023」で、今秋にリリースが予定されるiOS 17では、「Hey Siri」と言わなくても「Siri」だけで起動できると発表した。日本人には馴染みが少ない「Hey」が不要になれば、Siriを使う人はもっと増えるのか、あるいは簡単に起動できるようになることで、誤作動も増えるのか。はたして──。(了)

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