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家計

“バブルをど真ん中で経験”浪費家が行き着いた節約生活「励むほどに新しい自分が見つかる」

自宅をDIYしながら住んでいるという紫苑さん

自宅をDIYしながら住んでいるという紫苑さん

 節約術やお金のやりくりについて発信する「おひとりさま節約家」の紫苑さんと、節約アドバイザーの丸山晴美さん。2人の共通点は、「優雅でおしゃれな暮らしぶり」がたびたび雑誌のグラビアページで取り上げられること。素敵な暮らしとお金が貯まる生活を両立させる2人に、光熱費の減らし方や、人生で一番大きな買い物である「家」について語ってもらった。【節約対談・前後編の後編。前編から読む

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紫苑:これだけ暑いと光熱費が気になりますね。エアコンの設定温度を高めの29℃にして、反対にお風呂の温度はぬるめの35℃にすることで、少しはコストカットできているんじゃないかと思っているのですが、まだ足りない気がして。丸山さん、おすすめの対策ってありますか?

丸山:いちばん電気代を食うのはエアコンだから、設定温度を29℃にするのは大正解です。私はそのうえで、消費電力量が少ないDCモーターの扇風機を併用しています。

 あとはいかに体感温度を下げるかが勝負だと思っているから、部屋の中ではユニクロのリラコやブラタンクトップを着て生活しています(笑い)。ハッカ油を薄めてスプレーするのも涼しくなっておすすめ。さらに家族につき1本ずつ水筒を持って、家の中でも持ち歩いて冷蔵庫の開閉回数を減らしています。

紫苑:ハッカは香りもいいし、気持ちいいですよね。日中はクーラーの効いた図書館で読書をしたり、家の中にいるときは、日当たりのいい2階ではなく1階で生活するようにしたり、涼しい場所を探す工夫はしていたけれど、体感温度も重要ですね。

丸山:逆に冬は2階にいれば暖房なしでも過ごせそう。実はうちも「冬向き」の家なんです。真南から太陽光が入るマンションを選んだので、ノー暖房で冬を越せる。お風呂場を開放して部屋の湿度を上げる工夫もしているので、冬の光熱費はかなり浮いています。

紫苑:光熱費という視点で家を選ぶという選択肢もあるんですね。

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