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家計

“6年で1000万円貯めた”時短節約家が実践 食費を削る「1週間献立ルール」

「1週間献立ルール」で値上がり分を上回る節約を実現できたという(イラスト/藤井昌子)

「1週間献立ルール」で値上がり分を上回る節約を実現できたという(イラスト/藤井昌子)

 止まらない値上げラッシュから家計を守るには、どんなことを実践すればいいのだろうか。「6年で1000万円貯めた」という時短節約家・くぅちゃんに、物価高を乗り越えるための家計防衛術を聞いた。

「結婚当初は夫婦2人で、月の食費が9万円のときもありましたが、いまは、食べ盛りの中学2年生と小学5年生の男の子がいる4人家族で、食費は4万5000円に半減しました」

 そう話すのは、6年で1000万円の貯金を達成し、SNS総フォロワー数16万人という時短節約家のくぅちゃん。

「今回の値上げで、家計負担は年6万円増えるといわれています。そうなると、月に5000円を節約しなければならない計算になりますが、私が実践している“1週間献立表”を使えば、値上がり分を上回る節約効果があります」(くぅちゃん・以下同)

 その秘密は、「1週間献立ルール」にある。

「はじめは、1週間分の献立を時短で作るために、曜日別にメインのおかずのジャンルを決めていました。その後、この献立表をもとに、『食材は「3~7日分」をまとめ買いする』など9つの節約ルールを決め、それを守って必要な食材をまとめ買いすることで、割安に購入できるようになりました。そのルールがいまは節約にも役立っています」

 お総菜や加工品に頼れば高くつくが、買い物に行く前に食材の在庫チェックを行うことで、ムダ買いを防げ、腐らせたり、消費期限切れなどで廃棄する食品ロスを減らすこともできている。

「うちの場合、月曜は魚、火曜は揚げ物、水曜は肉の炒め物や煮物、木曜が麺類、金曜が一皿ものか丼ものの日と決め、週末の土曜は残り物一掃デー、買い出しに行く日曜は、家族の要望に応えるリクエストデーにしています。これは年間ずっと同じで、習慣化しています。食事は自炊が基本。おやつや餃子も手作りしています」

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