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【健康保険証は2024年で廃止】マイナ保険証移行への暫定措置、最長5年間有効の「資格確認書」とはどのようなものか?

現在の健康保険証は2024年秋に廃止される予定(写真:イメージマート)

現在の健康保険証は2024年秋に廃止される予定(写真:イメージマート)

 マイナンバーカード(マイナカード)をめぐる騒動が続き、国民の不信感が高まっている。「マイナ保険証」に他人の医療情報が誤って紐づけされた事例があることも明らかになったが、2024年秋には健康保険証が廃止され、マイナ保険証に一本化される予定は変わらない。マイナカードを持っていない人や健康保険証と紐付けたくない人には、「資格確認書」が無料で発行され、保険証の代わりになるという。

資格確認書とは?

 そもそも資格確認書とはどのようなものか。その名称が近しいものとして、現在も使われている「資格証明書」がある。

 通常、自営業者などが医療機関を受診する際は、自治体の発行する国民健康保険証を利用するが、保険料を滞納した場合など、訳あって保険証が渡されない人に資格証明書が交付されることがある。また、社会保険に加入している会社員でも、入社当日など何らかの理由で健康保険証の発行が間に合わない場合に交付されることもある。

 この資格証明書と同様、資格確認書も、正式な保険証を手に入れるまでの“つなぎ”という位置づけになるだろう。正式な保険証である「マイナ保険証」に移行するまでの暫定的な書類ということだ。元々、資格確認書は本人の申請により発行され、当初は「有効期限は1年以内」とする方針だったことからも、暫定措置であることがわかる。

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