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家計

【動画サブスク見直しの実践例】6つのサービスを利用頻度やお得感を考慮して2つに絞り、年間5万円以上の削減実現

サブスクまみれでも、時間には限りがある(イメージ)

サブスクまみれでも、時間には限りがある(イメージ)

 映画、ドラマ、バラエティ番組、音楽などのエンターテインメントを存分に楽しむためには、欠かせない存在となっているサブスクリプションサービス。各サービスにはそれぞれ“独占配信”される作品もあり、それらを目当てに複数のサブスクに加入する人も少なくないだろう。

 しかし、たくさんのサブスクに加入したところで、作品を見ることができる時間は限られている。毎月支払っている料金に見合うだけの作品を観ているかといえば、そうでもないこともよくある話。複数のサブスクに加入しているものの、それぞれを存分に楽しめていないというのは、出版社勤務の会社員・Aさん(30代女性)。彼女に“実態”を聞いた。

「仕事柄、流行りの作品はできるだけ抑えておこうと思って、複数のサブスクに入っています。でも、実際にそれらのサブスクを十分利用しているかといえば、まったくそんなことはない。『そういえば今月、このサービスでは1本も作品を観ていない』ということもよくあります」(Aさん・以下同)

 そこでAさんは、現在契約している動画サブスクの“仕分け”をすることを決断。今回は、Aさんが実践したサブスク仕分けの“ビフォーアフター”を紹介する。

観たい作品が配信された時”に契約するスタイルに

 仕分け前にAさんが契約していたサブスクは以下の通りだ。

・Netflix(スタンダード・月額1480円)
・Hulu(月額1026円)
・ディズニープラス(月額990円)
・Amazonプライム(2023年8月24日に4900円から5900円に値上げ。Aさんが支払っていた料金は4900円)
・U-NEXT(月額2189円、有料サービスで使える1200ポイント付与)
・Apple One(月額1200円)

 Netflix、Hulu、ディズニープラス、Amazonプライム、U-NEXTは、それぞれ動画配信を目当てに契約。Apple Oneは、音楽配信のApple Music、動画配信のApple tv+、ゲームのApple Arcade、50GBのストレージサービスiCloud+がパックになったものである。

 年額で支払っているAmazonプライムを除くと、Aさんは毎月6885円をサブスクに支払っている。ここにAmazonプライム(4900円で計算)を足せば、年間8万7520円をサブスクに使っていたことになる。

 このなかから、Aさんが最初に仕分けを考えたのは、Netflix、Hulu、ディズニープラス、U-NEXTという4つの動画配信サービス。

「この4つのなかで、いちばん多く作品を観ているのはNetflix。次がU-NEXTです。でも、それぞれ毎月何本も作品を観ているわけではなく、気になる作品が配信されたらチェックするという形なんです。だから気になる作品がなければ、まったく観ない月もある。Huluもディズニープラスも同様です。それなら、常に契約している必要はないと思って、ひとまず今観たい作品があるNetflixだけを残して、あとは解約しました」

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