キャリア

ゴルフ用品販売会社の社長が64歳で退任してFP2級を取得「気ままに暮らすより必要とされることが嬉しい」

FPを目指したきっかけは「妻の手伝い」だという伊東龍也さん

FPを目指したきっかけは「妻の手伝い」だという伊東龍也さん

 再雇用や転職、独立など定年後の働き方が多様化し、“60歳以降にどう稼ぐか”は多くの人にとっての関心事だ。シニア専門のキャリアコンサルタントの金澤美冬氏が指摘する。

「今までのキャリアを活かす人、現役時代にはできなかったことに挑戦する人、どちらにも有用なのが『資格』です。挑戦するには年齢的に遅すぎると考える人もいますが、むしろ社会人経験を重ねているぶん、その知識を活かして取りやすい」

 引退後、資格取得をきっかけに人生が変わった人に話を聞いた。

ビジネスの面白さを思い出した

 ゴルフ用品の販売会社で長く社長を務めた伊東龍也さんは「64歳で退任した後は“寅さん”になるつもりだった」と笑う。

「趣味のバイクで旅に出かけ、家には時々ハガキを送るだけ。そんな考えだったのですが、計画は妻の一言で狂いました。妻が韓国海苔巻きのキンパを販売する店を始めると言い出して、開店前の準備や営業時間中の手伝いに駆り出された。しかも店が大繁盛して、現役時代以上に忙しくなってしまいました(笑)」

 思い描いていた悠々自適の引退生活という夢が潰えた伊東さんだったが、それがきっかけとなり資格への挑戦を考えるようになる。

「妻の手伝いをしているうちに、ビジネスの面白さを思い出しました。お金の知識をより深めてビジネスと自分の生活に役立てるためにFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取ろうと勉強を始めました」

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