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【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか 米経済指標も注視

・1月15日-19日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)11月ユーロ圏鉱工業生産 15日(月)午後7時発表予定
・10月実績は前月比-0.7%
 10月は機械などの資本財が低迷。ユーロ圏経済の停滞を示唆する内容となった。11月については資本財と中間材の生産がやや持ち直す可能性があるものの、経済活動はやや停滞しており、低い伸びにとどまる見込み。

○(中)10-12月期国内総生産 17日(水)午前11時発表予定
・予想は前年比+5.2%
 参考となる7-9月期実績は前年比+4.9%。9月の鉱工業生産は前年比+4.5%、 9月の小売売上高は前年比+5.5%。10-12月期については個人消費の大幅な伸びは期待できないが、鉱工業生産は穏当な伸びを維持しており、成長率は7-9月期の実績を上回る可能性がある。

○(米)12月小売売上高 17日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、前月比+0.4%
 参考となる11月実績は前月比+0.3%。フードサービスの伸びが寄与した。12月については無店舗小売りの売上高は順調だったようだが、高額商品の売上高はやや低調だったことから、全体的には小幅な伸びにとどまる可能性がある。

○(日)12月全国消費者物価コア指数 19日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+2.3%
 参考となる11月実績は前年比+2.5%。食料品の価格転嫁が一服し、伸び率は鈍化。12月についてもこの状況は変わらず。エネルギー価格の上昇もやや抑制されており、12月のコアインフレ率は11月実績を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・15日(月):(欧)11月ユーロ圏貿易収支
・16日(火):(米)1月NY連銀製造業景気指数
・17日(水):(中)12月小売売上高、(中)12月鉱工業生産、(英)12月消費者物価コア指数、(米)12月鉱工業生産
・18日(木):(日)11月コア機械受注、(豪)12月失業率、(米)12月住宅着工件数
・19日(金):(英)12月小売売上高、(米)12月中古住宅販売件数

【予想レンジ】
・144円00銭-147円00銭

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