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『スタ誕』出身・城みちるは「当時からのファンは戦友」 オーディション番組で受け継がれる「成長するアイドルと見守るファン」の構図

オーディション番組の系譜

オーディション番組の系譜

デビューしてからさらに成長する姿を一緒に体感

 城のように「成長するアイドルと見守るファン」というひな型はモーニング娘。やCHEMISTRYをデビューさせた『ASAYAN』(1995~2002年)や、プロデューサーであるJ.Y.Parkの“名言”が話題を呼んだ『Nizi Project』(2020年)にも引き継がれ、今日の日プに至っている。“推し”の才能が開花する様を見守り、共に生きていく喜びはいまも昔も変わらない──芸能界随一の“日プファン”としてシーズン1から見守ってきたというニッチェの近藤くみこはそう語る。

「デビューしてからさらに成長する姿を一緒に体感できるのは、オーディション番組に共通した魅力だと思います。自分の推しが人気になることでなんだか自分が発掘して世に出したようなちょっと得意な気持ちにもなったりして。

 一方で最初は歌もダンスも“未完成”だった子がどういう化学反応を起こしていくのか楽しみだし、まっさらな状態だった子が急にグンと伸びてくると、“いままでどこに隠れていたんだ”とうれしくなるんです」

第3回へ続く第1回を読む

※女性セブン2024年2月1日号

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