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【日本のコンビニエンスストア50年の歴史年表】24時間営業、中食の定着、宅配便や収納代行、ATM導入…社会のインフラとなるまで

買いたくなる店内レイアウト進化史

 店内レイアウトも時代に合わせて進化している。コンビニ研究家・田矢信二さんが解説する。

「コンビニが開業した当初は、アメリカのコンビニを模していたため、店内レイアウトが日本人の買い物スタイルに合っていませんでした。そこでセブン-イレブン・ジャパンが試行錯誤し、2000年前後にいまのレイアウトにたどり着きました」(田矢さん・以下同)

 別掲図を見てほしい。現在の店内レイアウトの一例だ。

人気の冷凍食品を奥へ配置した店内レイアウト一例(出展/株式会社セブン&アイ・ホールディングス「2019年2月期 第2四半期決算説明会」資料)

人気の冷凍食品を奥へ配置した店内レイアウト一例(出展/株式会社セブン&アイ・ホールディングス「2019年2月期 第2四半期決算説明会」資料)

「立地条件などによって異なりますが、一般的には、冷凍食品やチルド商品などの主力商品が店内奥、あるいは壁際に陳列されています。主力商品の棚にたどり着くまでに、雑誌や日用品などが並ぶ棚の前を通らないとなりません。その先には、ドリンクの棚もあり、店内をぐるぐると巡りながら目的である主力商品の棚にたどり着く仕掛けになっているのです。その間、目についた人気商品や新商品などを“ついで買い”してしまうわけです」

 コンビニに行ったら、商品陳列も意識してほしい。無意識のうちに店内を一周していることに気がつくはずだ。

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