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元・嘉風の中村親方が元・稀勢の里から独立、協会から受け取る“補助金”は年1500万円に 「相撲部屋運営で得られるお金」の内訳

独立して部屋を興した中村親方

独立して部屋を興した中村親方

 相撲協会は5月30日の理事会で、新たに元関脇・嘉風の中村親方が二所ノ関部屋から独立して中村部屋を創設することを承認した。これで相撲界における部屋の数は44となったが、角界では一昨年から部屋の創設が相次いでいる。その背景には、何があるのだろうか――。

 2022年の1月場所後、境川部屋から3人の内弟子とともに独立して武隈部屋を創設したのは元大関・豪栄道。同じタイミングで、師匠の定年で閉鎖となった尾車部屋から元関脇・豪風が力士3人を連れて押尾川部屋として独立した。同じ年の11月場所後には元関脇・安美錦が伊勢ヶ濱部屋から独立して安治川部屋を興している。

 2023年は1月場所後に入間川親方(元関脇・栃司)の定年に伴い元小結・垣添が部屋を継承し、雷部屋として再出発することになった。同年11月場所後には元横綱・鶴竜が力士2人を連れて音羽山部屋を創設し、今年3月場所後には陸奥親方(元大関・霧島)の定年に伴って現役大関だった霧島ら5人が合流している。そして、この5月場所後の中村部屋創設だ。

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