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キャリア
「もう無理!」でわかる会社の見分け方

「上司や先輩が退勤するまで帰らせない」は認められるのか? 「違法な残業の強要」と「正当な業務命令」を分ける判断基準とは

「違法な残業の強要」なのか「正当な業務命令」を判断する基準とは(イメージ)

「違法な残業の強要」なのか「正当な業務命令」を判断する基準とは(イメージ)

 上司から残業や休日出勤を強要され、トラブルに発展するケースがある。一方で、上司からの時間外労働の指示がすべて「違法な残業の強要」に当たるとも限らない。その境界線はどこにあるのか? 退職代行モームリによる新刊『今の会社、ヤバいかも!? 3万人の「もう無理!」でわかる会社の見分け方』より一部抜粋・再構成、実際の相談事例をもとに、違法な時間外労働に当たるかどうかの判断基準を紹介する。

【相談事例】時間外労働のオンパレード

 定時の勤務時間は9時30分~19時(休憩1時間30分)だが、実際は閑散期でも8時30分~19時30分(休憩20分)で、繁忙期になると23時過ぎの退勤や事務所に寝泊まりしている社員もいる。8時50分ごろに出社した際、マネージャーから「遅ぇだろ、もっと早く来い」と言われたが、出退勤管理ではいつも定時の出退勤で記録するよう指示されている。

 残業を強要されることも多く、断ろうとしたところ、マネージャーから「次に口ごたえしたら本気でキレるからな」と脅された。休日出勤も「営業は休みであっても対応するもんだ」と強要された。(不動産業・K社営業職23歳/男性)

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