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Windows 10サポート終了間近で浮上する“PC買い替え問題” 「もったいないから使い続けたい」高齢ユーザーが直面するリスクと買い替え時のポイント

高齢親のパソコン買い替え問題

高齢親のパソコン買い替え問題(イメージ)

 2025年10月14日のWindows 10サポート終了まで5か月を切った。所有するパソコンが、Windows 11の動作システム要件を満たしていない場合、サポート期間終了にはセキュリティ面でのリスクなどに直面することになり、買い替える必要に迫られるユーザーもいる。当然気を付けたいのは、古いパソコンを使い続けているユーザーだ。とりわけパソコン関連知識が乏しい高齢者なら、周囲のサポートも求められるだろう。

 子供が直面する「高齢親のパソコン買い替え問題」だが、「もったいないから使い続けたい」という親と「買い替えるべき」という子の間で、意見の対立が起きるケースも珍しくないようだ。そんな親子の実例とともに、パソコンショップチェーン「ドスパラ」を運営するサードウェーブに、Windows 10サポート終了後に使い続けるリスクや買い替え時のポイント、また中古商品を選ぶポイントを教えてもらった。

高齢親は「壊れていないのだからもったいない」と譲らない

 都内在住でメーカー勤務の40代男性・タクヤさんは、自身が使うパソコンの買い替えを検討中だが、問題は「自分ではなく親(70代)のパソコンの方です」と話す。

「仕事中、親から電話があったので何事かと思ったら、『Windows 10のサポート終了に備える』というお知らせが全画面で表示されたとのことで、大騒ぎでした。親は『Windowsが終わるわけない! ウイルスに感染したんでしょ?』と大慌てで……」(タクヤさん)

 タクヤさんの親のパソコンは約10年前に購入したもので、Windows 11をインストールするための最小システム要件を満たしていない。タクヤさんは「絶対に買い替えるべき」と主張するが、タクヤさんの親は、パソコンの用途はネットや動画閲覧や簡単な文章作成程度ということもあり、「壊れていないのだからもったいない。できれば使い続けたい」というのが本音だ。

次のページ:Windows 10を使い続けると高まる「セキュリティリスク」

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