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「前はYKKだったのに…」アパレル業界でひっそり進む“ファスナーのコストダウン”の実態をショップ店員が明かす 値上げを回避する企業努力だが顧客離れを懸念する声も

韓国通販ではYKKの「偽物」騒動も

 ファスナーのコストダウン問題は、YKKの“偽物騒動”にも発展している。YKKのホームページ上でも〈近年、模倣YKKファスナーがアジア諸国を中心に、また模倣YKKファスナーのついた衣料品やブーツなどが世界中に出回っています〉と注意喚起されているが、昨年も韓国のファッション通販サイト「MUSINSA(ムシンサ)」で人気のあった新興ファッションブランドが自社製品に偽物のYKKファスナーを使用していたとの疑惑が浮上している。同社は疑惑を概ね認め、ムシンサ側は、販売過程で問題が発生したブランドについては、事実関係を調査したうえで販売中止などの措置も取るという声明を発表している。

 一時の価格を抑えても、質の悪さによりすぐに壊れたり長く使えなかったりしたら、結局多少高くても質の良いものを買ったほうがいいということになる。物価高が続くからこそ値上げもやむなしと考えるか、コストを抑えて価格を維持するか、アパレル業界も難しい選択を迫られているようだ。

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