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女子小中学生の間に広まる「脱毛・プチ整形願望」への危機感 SNSで理想化された身体に関する情報が蔓延、浸透するルッキズムに現場の教師も不安視

プチ整形を自分でもやってみたいと言う小学生も

 神奈川県で小学校教諭をしている女性・Bさん(30代)は、小学生のあいだで「整形」の話題がのぼることに不安を感じているという。

「最近、高学年の女子のあいだで美容の話題が出てくることが増えています。メイクやファッションならまだしも、プチ整形をしたいという話は驚きますね。SNSを見てそういった動画を目にし、自分もやってみたいと思うようです。また最近では保護者の側が娘さんに進んで二重整形をさせるケースもあるようです。『娘がいじめられないように』とか『じつは親自身が整形していて、娘が一重だと親の整形がバレるから』といったケースもあると聞きました。

 インスタグラムには美容整形外科の公式アカウントで小学生の症例を載せているケースもあり、母親が横から『可愛くなったね~』などと声掛けするものもあった。正直、私はグロテスクだと感じてしまいます。そういった情報や保護者の考え方が、まだ精神的に成熟していない子どもにプレッシャーを与えていることに気づいてほしい。小学生には容姿のことなどにとらわれず、もっと天真爛漫に過ごしてほしいと思います」(Bさん)

 SNSの日常的な利用によって、ルッキズムにかかわるコンテンツや情報に触れる機会が増えている若年層。そうした情報は小中高生だけでなく、その保護者の価値観にも影響を与えている。子どもたちはSNSや保護者それぞれからそうしたものを感じている面があるのかもしれない。

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