「小型株」ってなんだろう?
●Q:「小型株とはなにか?」について正しいものを1つ選んでください
【1】従業員数が50人以下の小さな会社の株
【2】株価1000円以下で10万円程度から買える会社の株
【3】社員の平均年齢が30歳未満の小さな会社の株
【4】時価総額が小さな会社の株
ヒント:なにを「小型」ととらえれば株式投資が合理的かを考えてみましょう
(正解は以下)
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●正解は【4】
そもそもの話ですが、東京証券取引所に上場している会社の総数は3893社(2023年7月7日現在)で、大まかに「大型株」「中型株」「小型株」に分けられます。
東京証券取引所ではTOPIX(東証株価指数)を「時価総額」と「流動性」に応じて、次のように分類しています。
大型株=時価総額と流動性が高い上位100銘柄(TOPIX100)
中型株=大型株についで時価総額と流動性が高い上位400銘柄(TOPIX Mid400)
小型株=大型株・中型株に含まれない全銘柄(TOPIX Small)
よく間違われるのですが、「小型株=株価が低い銘柄」ではありません。株価ではなく時価総額に注目しているのです。
これは私独自の基準ですが、本書では時価総額300億円以下の銘柄を「小型株」と呼んで、「小型株集中投資」の対象とします。もちろんケースバイケースで、例外もありますが、おおよそ時価総額1000億円を超えたくらいが、売り時と考えます。
小型株は大まかにいうと、東京証券取引所のグロース市場に加えて、名古屋証券取引所のネクスト市場、札幌証券取引所のアンビシャス市場、福岡証券取引所のQ-Board市場などに上場する銘柄が含まれます。
【ポイント】小型株は時価総額300億円以下の銘柄が目安