10万円株投資にはどんな魅力があるのか(イメージ)
投資を始めてみたいが、大金を投じるのはリスクが気になる、という人も多いのではないだろうか。日本株には100株単位で売買する「単元株」というルールがある。そのため最低投資額が数十万円になる銘柄も多く、なかには100万円を超えるものも。投資初心者にとっては簡単に投じられる金額ではないだろう。
「割安成長株への超分散投資」というスタイルで資産10億円を達成した投資家兼インフルエンサーのDAIBOUCHOU氏は、投資初心者は株価1000円以下、つまり100株の購入金額が10万円以下の通称「10万円株」からスタートしたほうがいいとアドバイスする。自らの経験をもとに、10万円株投資の魅力を語ってもらった。
DIBOUCHOU氏は会社員時代の2000年に株式投資を始めた。最初は200万円の元手でバリュー株(割安株)を中心に数銘柄を購入。そのなかには「10万円株」も含まれており、投資で財を成した現在も保有し続けているという。
「初心者がいきなり投資で成功するのは難しい。私もそうですが、大体の人は失敗して色々と学んだり、本を読んで勉強したりしながら上達していきます。
初心者の方はいきなり100万円単位で集中投資をするのではなく、まずは10万円以下で買える銘柄からスタートして、株式投資とはどういうものかを学んでいったほうがいいでしょう。10万円株であれば仮に投資額の10%の損失が出ても1万円以下で済むのでダメージは少ない。慣れていくにつれて、徐々に投資額を増やしていけばいいのではないかと思います」(以下、「」内のコメントはDAIBOUCHOU氏)