閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 経済総合】NYの視点:米6月民間部門の雇用は減速、労働参加率も低下、労働状況の悪化の兆候も

*07:41JST NYの視点:米6月民間部門の雇用は減速、労働参加率も低下、労働状況の悪化の兆候も
米労働省が発表した6月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+14.7万人となった。伸びは、5月+14.4万人から鈍化予想に反し拡大した。5月分も+13.9万人から上方修正された。過去2カ月間で1.6万人の上方修正となった。失業率は4.1%と、5月4.2%から上昇予想に反し低下し、2月来で最低となった。不完全雇用率(U6)は7.7%と、7.8%から低下した。

一方で、民間部門雇用者数は前月比+7.4万人と、5月+13.7万人から予想以上に伸びが鈍化し、減少となった昨年10月来で最低となった。労働参加率は62.3%と、予想外に62.4%から低下し22年12月来で最低。労働参加者数の減少が失業率を押し下げた可能性がある。平均時給も予想以上に伸びが鈍化、昨年7月来で最低の伸びにとどまった。週平均労働時間は34.2と、予想外に34.3から低下した。

全体の雇用の増加は主に、地方公務員の雇用や季節的な要因で教育関連の雇用が増えたことが要因と見られる。民間部門の雇用は冴えず、労働市場は統計が示すほど強くない。

<CS>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。