「7が3つ並ぶ日」の導入を業界全体で盛り上げ
LT3.0プラス搭載機がホールデビューとなった令和7年7月7日は、7が3つ並んだ日付ということもあり、遊技機メーカーによる業界団体である日工組(日本遊技機工業組)もLT3.0プラスの登場についてキャンペーンを展開するなど、大いに盛り上げていた。また、当日は月曜日ではあったが、全国のホールにおいてもさまざまな形でイベントが開催されていた。
「7月7日は、都内の繁華街を中心にいくつかのホールを回ったんですが、やはりLT3.0プラス搭載機はかなりの人気でした。ほぼすべての店でLT3.0プラス搭載機は満席で、後ろにギャラリーがいたホールもありました。打ちたくても打てないというユーザーも多く、LT3.0プラスに対する注目度の高さが伺えました。
ただし初日こそ高稼働でしたが、2日目以降はちらほら空き台となる時間も増えてきて、少なくともユーザーから熱烈な支持を得ているというような感じではない印象です。射幸性が高いので、使うお金も大きくなる傾向にあり、それでもなかなかLT3.0プラスの楽しみを体験するのは難しい。
ユーザーが気軽に遊べるスペックとはいえないので、避けられてしまう部分もあるのかと思います。業界団体が主導して盛り上げるなど、LT3.0プラスに対する大きな期待が伺えた一方で、ユーザーの反応としては少々不安な部分も残ったと言えるでしょう」(藤井氏)
そんなLT3.0プラス搭載機を打ったユーザーたちは、具体的にどんな感想を抱いたのだろうか──。関連記事《パチンコ「LT3.0プラス」搭載機を触ったユーザーの本音 「通常時は当たる気がしない」一方で「一気に出玉が増えていく爽快感」…かつてない“出玉の波の荒さ”はどう評価されるか》では、ユーザーの声とともに、LT3.0プラスに対する今後の期待と不安について紹介する。