6年で1000万円貯めた節約研究家の小松美和さん
食品、日用品、光熱費など、さまざまなものが値上げしている今。お金を貯めたくても貯められないと嘆いている人も多いだろう。そこで “節約賢者”の冷蔵庫、財布の中身、買い物術を徹底リサーチ。物価高の時代を生き抜く“賢技”を教えてもらった。
お腹がすいた状態で買い物に行かない
6年で1000万円貯めた節約研究家の小松美和さん(52才)は、買い物に行く前から秘策を実行する。
「空腹時に買い物に行くと、余計なものを買ってしまいがち。食後に行く、飴をなめながら買い物をするなど、お腹を落ち着かせるだけでも節約になります」(小松さん・以下同)
小松美和さん「財布の中身リスト」
物価がどんどん上がる昨今、買う前に「本当にいま必要か」と、考える癖をつけることが大切だという。
「節約の基本は自炊ですが、作るのが面倒な日もあります。また、ひとり暮らしの場合、手作りが逆に割高になることも。そんなときは、お弁当や総菜の活用も手。私の場合、近所のイオンでお弁当や総菜類が半額(200~250円程度)になる19時30分頃を狙って買い物に行きます。この価格で栄養バランスが考えられたお弁当が食べられるのなら、買った方がお得です」
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